債務不履行と不法行為の違いについて

2015年6月14日 / 未分類

債務不履行というのは一般的に債務者が契約の本旨に従った履行を提供しないこと、履行ができないことを言います。例えば土地を買うという約束をした買主が、指定された日時になっても正当な理由なく代金を支払わずにいるような場合がこれにあたります。それに対して不法行為とは、その名前のごとく法律違反等の不法な行為を行うことを言います。例えば自動車に乗っていて自分の過失によって歩行者を引いてしまい怪我を負わせてしまうような行為が不法行為となります。


そして相手側の債務不履行または不法行為によって、本人は損害賠償債権を得て行使することができるのです。しかし損害賠償債権も永遠に消滅しないわけではなく、消滅時効が存在します。あまり聞きなれない言葉ですが、本来行使できるはずの権利をいつまでも行使しないで何年も経ってしまうと、時効の到来によってもはや権利を行使できなくなってしまうという制度のことなのですね。権利の上に眠る者は保護されないのです。なので債務不履行が原因にしろ、不法行為が原因にしろ、何らかの損害賠償債権を得たのであればなるべく早めに権利を行使することが大切なんですね。いつまでも何年も権利がなくならずに行使できるというわけではないのですから。

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