債務不履行について

2015年5月27日 / 未分類

債務の履行がきちんとなされない場合を債務不履行といいます。これには3つの形態があります。
そのうちのひとつは「履行遅滞」といわれるものです。これはその名前のとおり、債務の履行が本来決められた期日に行われない状態をいいます。ただしこの場合、債務の履行ができるにもかかわらず、債務者の責めに帰すべき事由により履行が遅れている状態でなくてはなりません。たとえば、お金を返済すべき債務があるにもかかわらず、決められた日時までに返済が行われないような場合です。
「履行不能」とは、債務の本旨に従った債務の履行がもはや不可能な状態になった場合のことをいいます。


たとえば、建て売り住宅の売買において、売り主は引き渡すべき日時に土地・建物を引き渡す債務を負いますが、それまでの間に建物が火災に遭い消失してしまうような場合です。
「不完全履行」とは、見かけ上は債務の履行がきちんと行われたような状態に見えても、実際には完全な履行がなされていないような状態のことをいいます。
たとえば、1万円を返済すべき債務がある場合に、8千円しか返済しないような場合です。
これらはすべて債務不履行となり、その結果債権者に何らかの損害が発生した場合には、その責任を負わせられることがあります。

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